遠藤まさみの地球散歩: どんな旅をしたいか　~ ウーファーとして働く　編～

2012年5月21日月曜日

どんな旅をしたいか　~ ウーファーとして働く　編～

皆さんウーファーってご存知でした？
私は最近知りました。

あるオーガニックファームのイベントに誘われたのがきっかけ。

当初は、<若い人たちが脱サラして農家始めた>んだ程度の認識（というか勝手にイメージしてた）
で、イベントも知人に会いにそのうち行かないとなぁ、なんて思ってたんですが、
定期的に開催されるイベントの内容と報告が面白い。

イベントの内容を読み進めているうちに、オーガニックファームだと気づき、
行かないと、から　行ってみたい、になり、はじめて参加したのが

『ぴたらなクリスマスイベント』

でした。

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ちょっと、クリスマスイベントの思い出。
みんなで手分けをして、バームクーヘンと鴨の丸焼きを作ります。

竹に生地を付け、炭火の上で回していきます

何時間もかけてバームクーヘンのできあがり

鴨は、生きている鴨を捕まえる所から。
命のあるものを頂く　感謝の気持ち

しめた後、毛を処理して鴨料理下ごしらえ完成

クリスマスの飾りつけも自分達で制作する、そんなすべて手作りのクリスマスを
みんなで食卓を囲んで、色々な生き方・人生の楽しさを共有し、
暖炉やストーブの前で、寒いね、と話ながらほっこりした会話。

手作りのキャンドルスタンド。
材料は近くの雑木林で調達

イチゴのサンタ
囲炉裏でチーズフォンデュ

しずかに心のテンションが上がります

翌日は朝から散歩がてら、畑の案内。12月だったので流石に農作物はほどんどありません。
土の中から大根を掘り起して、お土産に。
麦踏をして、成長を祈る。

冬場は根菜を土中に埋めて貯蔵

大根干してます

寒さに凍えるとうがらし

麦踏み！

朝ごはんをみんなで準備し、１つのテーブルで囲んで頂く。
ゆっくりとした時間と、”生活”　生きる為の活動をしている感覚。
それをもっと感じたい、と、『ぴたらファーム』のイベントに参加するようになりました。

『ぴたらファーム』に何度か訪問し、そこで　ウーファーという制度を教えてもらいました。

WWOOF [ ウーフ ] とは、何か？

お金のやりとりなしで、「食事・宿泊場所」と「力」
そして「知識・経験」を交換するしくみです。

　有機農場や、環境を大事にする人たち、自然が豊かに残っている場所、または人と人との交流を大切にしているところと、農業や、生き方について学びたく、仕事や家事の手伝いをしてみたい人たちとをつないでいます。（WWOOFジャパンより）

日本だけでなく、海外でもこの仕組みは存在しています。
ジプシーの生活を夢見る私としましては、単純に

ああ、これだ

と思った訳です。
人との出会いというのは不思議なもので、知人がぴたらファームのイベントに紹介してもらわなければ、この仕組みを知る事も無かったんだと思うと感慨深いものかあります。

今年は『ぴたらファーム』にお世話になってウーファーとして勉強し、（と思ってるｗｗ）、
来年日本各地のホストのお手伝いをしながら、世界遺産と温泉めぐりをしたいと思います。