2012年5月7日月曜日

外付けGPS LoggerでiPhone GPSの精度を上げる



iPhoneのGPS機能は、データ通信が使える環境でないと、現在地を特定できないことがあります。そこで、iPhone本体のGPS機能ではなく、外部デバイスからGPS情報を得て、iPhoneで利用する方法を試してみました。

HOLUX社製 Wireless GPS Logger M-241を、iPhone 3Gの外部GPSモジュールとして利用する、まとめです。


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用意したもの

HOLUX社製 Wireless GPS Logger M-241は、Bluetoothに対応していて、他のデバイスと通信することができます。iPhoneも対応しているこのBluetooth機能で、iPhoneと接続してみようということですね。

HOLUX社製 Wireless GPS Logger M-241
 - アマゾンより
iPhone 3Gの標準機能では、外部デバイスのGPS機能を利用する、といったことはできないので、JailbreakしたiPhoneを使います。

Jailbreakに関しては、こちらの記事を見てください!→「iPhone 3Gをプリモバイルで使う

JailbreakしたiPhoneに「BTstack GPS」というCydiaアプリをインストールします。価格は$5です。支払いをしなくても、デモ版としてインストールすることができるので、きちんと動作するか確認してから、支払いをするといいと思います。


アプリケーションの名前は「BTstack GPS」ですが、iPhoneのホーム画面には「GPS」と表示されます。「GPS」アイコンをタップして起動します。このBTstack GPSがメイン画面になると、たまに固まっているかのように反応が遅くなることがあります。遅いだけで動作はしているようなので、気長に待ちます。


BTstack GPSを起動すると外部GPS機器を探し始めます。Bluetoothで検出された製品名が一覧に表示されたら、選択します。


すると、Bluetoothで接続したGPSロガーから、GPS情報を受信し始めます。


受信データが画面上半分に、Google Mapsが画面下半分に表示されたら、正常に機能しています。(上のキャプチャ画像は、データ通信ができず下半分のGoogle Maps部分が表示されていません。)


iPhoneのホーム画面に戻ると、BTstack GPSのアプリアイコンに「ON」の文字が表示されるようになります。この状態が「外部GPSと接続している」という意味です。これで、他のiPhoneアプリからも、外付けのGPSロガーから受診しているGPS情報を使うことができるようになりました。


上のキャプチャ画像は、xGPSを起動した画面です。あらかじめiPhoneのローカルに保存したGoogle Mapsデータ上に現在地を表示しています。画面では3G接続の表示が出ていますが、ソフトバンクのプリモバイルSIMを挿しているので、3Gデータ通信ができない状態ですが、地図アプリが使えていますね!


こちらの記事を参考にしました。


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