スリランカにいった時は、ガイドブック「地球の歩き方」が唯一の頼りでした。
道往く人に訪ねたりしましたが、たぶん現地の人は地図とかあまり使わないと思われ、不慣れそうな反応が返ってきたり、そもそも地図が荒くてよく判らなかったり、地図からハミ出している地点に居るらしかったり、真夜中の森の中の駅に降ろされるも辺りが真っ暗で月明かりしか見えず果たしてこの方向で合っているのか?!だったり、自分がどこに居るのか、かな~りワクテカな状態でした。
しかし、見知らぬ外国の携帯電話の電波が届かないような僻地にいたとしても、位置情報と地図データをマッピングできるiPhoneアプリがあれば問題無いということですねー。そんなニーズを満たすアプリが、xGPSです!
iPhoneにプリインストールされているGoogle Maps地図アプリは、iPhoneの電波が圏外になりオフライン状態になると、地図が見えなくなってしまいます。でも、現在地を測定するGPS機能自体は動作していて、オンライン状態の時と同様にきちんと測位できています。
xGPSは、地図データをiPhoneにダウンロードしておいて、閲覧するアプリです。こうしておけば、電話回線の電波の受信状態に関わらず地図アプリを利用できますね。
オープンソースで開発されているプロジェクトで、JailbreakしたiPhone向けのアプリと、パソコン用の管理ソフトが配布されています。
おおまかには、この流れです。
- パソコン用の管理ソフト”xGPS Manager”で地図データを作成する
- 作成した地図データを、iPhoneに転送し、iPhone内に保存しておく
- iPhoneに保存してある地図データをもとに、”xGPS”アプリで地図を見る
xGPSのインストールや使い方は、こちらの記事が詳しいです。
Jailbreakなどについての情報は、以前に書いたこちらの記事「iPhone 3Gをプリモバイルで使う」をどうぞ。
iTunes ストアにも同様のアプリがあります。
- 登山用GPS-DIY GPS (やま, 山登り, 高尾山, 富士山, 地図) - Keiji Matsumoto
- MapFan for iPhone - INCREMENT P CORPORATION