3回〜4回に分けて行く予定。
2013年11月現在は1回目の滞在です。
中国はどこもかしこも入場料がバカ高く、そのせいか感動が薄れがち。
物価換算すると、日本で国立公園や遊園地的な入場料に1〜2万円払って入ってる感覚です。
お陰?で観光客で溢れかえり、すし詰めぎゅうぎゅう状態では無いし、まぁゴミもそこそこ片付けられていて景観は保っているのでしょうが・・・
世界遺産は金になるぜ!って意識がここまではっきりしているのも、気が削がれます・・・
(保全や地元住民の観光産業として活性化する為、であれば入場料も大歓迎なのですが、ボッタクリにしか思えない金額でした)
■中国 世界遺産 8制覇
1:マカオ歴史地区(文化)2013/11
オススメ度:★★★とても小さな島の中に、約30箇所の教会・家・公共施設・公園・墓地等の史跡を見ることができます。その気になれば1日ですべて見学できてしまうかも?!
建物は皆カラフルで素敵だし、飽きることがありません。
ポルトガルと中国の文化がミックスされた文化は、風景だけでなく料理でも堪能する事ができます。
観光のオススメ時間帯は早朝。ちょっと頑張って、朝日が昇る頃に散歩に出かけると、景色を独り占めできますよ!(日中は人多すぎてもう・・)
★詳細はSpotlightの記事を読んでね!
・ポルトガル風コロニアルタウン「マカオ歴史地区」は22の歴史的建造物と8つの広場を攻略せよ!(中国)
聖ポール天主堂跡 (サン・パウロ天主堂跡、中国語: 聖保祿大教堂遺址、ポルトガル語: Ruínas da Antiga Catedral de São Paulo) |
2:開平楼閣と村落(文化)2013/11
オススメ度:★★と半分(2.5)ちょっと他では見ることのできない、面白い風景を見てみたいひとにはオススメかな。
なんでこんな所に?!と思ってしまう、田んぼにでーんと構える要塞のような家。
主に北米のゴールドラッシュ後、1900年初頭中国に帰ってきた華僑の人達が、水害や盗賊の被害を恐れて建てた家。
楼閣が建築された背景や、中国と西洋を折衷したような、古代ギリシア、古代ローマとイスラムなどの建築様式が結合したような、多様性に富んでいるというか、節操ないというか・・・それらが世界遺産として認められたんでしょうね。まぁ、面白いです。
★詳細はたびねすの記事を読んでね!
・田んぼに高層ビル?!不思議な世界遺産 中国「開平」
自力村 |
3:中国丹霞(自然)2013/11
オススメ度:★★★★中国丹霞という名で登録されている、6箇所9件のうちの
広州から電車とバスで約3時間の所にある「丹霞山風景名勝区」に行ってきました。
世界遺産名に「丹霞」とあるように、ここ「丹霞山風景名勝区」は代表的存在でもあります。公園として完全に整備されていますが、山あり谷あり川あり奇岩ありありで、非常に楽しめました。広州から近くて行きやすいのも良いですね。温泉もあります。
陽元石(Male Stone)をバックに |
4:澄江の化石出土地域(自然)2013/11
オススメ度:★(0.5)澄江化石地(澄江動物群)は某天山景区内にあります。
昆明からバスで1時間。更にバイタクで40分かけて行ったけど・・・・・
1箇所は工事中(最初の発掘現場が見られるはずだった)。
研究所内の博物館は、どんだけ澄江化石地がすごいか、って映像と
ぽいぽいっと化石が展示してあって1人20元・・・・・
カンブリア大爆発はあったようですが、まさみん大爆発はありませんでした。
もう少し展示を増やして欲しい。そして公共バスを通して欲しいです。
世界遺産登録記念石碑と一緒 |
5:中国南部カルスト(自然)2013/11
オススメ度:★うーん。確かに景観はいいと思うのですが。
仮にも「自然遺産」じゃないですか。なんというか石林保護区はテーマパーク。
恐らく200元(入場料175元+公園迄の電動車25元)っていう高額を支払って、これ?
って思っちゃうんだろうな。200元分の色眼鏡が。。。
他の保護区に行ったら、また違った感想なのかもしれません。
★は、200元分の価値を見い出せなかったので・・1つです。
石林保護区の入場料でこれか・・的憮然とするまさみん |
6:麗江古城(文化)2013/11
オススメ度:★★と半分(2.5)遠くまで来たかいがあったんじゃないでしょうか。
甍の波と山々がとても美しい。見どころも沢山。そして何故か音楽の街。
至る所で、生演奏しています。歩いていて楽しい街です。
★詳細はたびねすやSpotlightの記事を読んでね!
・無限に広がるかわらの海!中国「麗江の旧市街」に見る少数民族の世界
・まるでジブリの世界!かわらの海にちょうちんが街を赤く染め上げる。郷愁の「麗江古城」
麗江古城区広場にて |
7:雲南三江併流の保護地域群(自然)2013/11
オススメ度:★★★★★とにかく範囲が広くてですね、写真を見て頂いても分かる通り場所によって雰囲気ががらっと変わるわけです。けれど、すべて周ってみたい!と思えるほどどこも美しい自然が広がっています。
中国のチベット高原に源を有する三つの川、金沙江(長江上流部)、瀾滄江(メコン川上流部)、怒江(サルウィン川上流部)が、支流すら交える事なく平行に流れている1,698,400haに及ぶ地域(14の保護地域)が登録範囲となります。
世界の動物の25%(中国の50%)の個体がこの地域に生息しているとも言われる自然の宝庫。今回行けなかった場所も沢山あるので(というか全部行ける気がしない・・・)また暖かくなったら、訪れたいですね。
★詳細はたびねすやSpotlightの記事を読んでね!
・激流の「虎跳峡」中国・雲南省で2泊3日の秘境トレッキングをしてきた。 Day1
・激流の「虎跳峡」中国・雲南省で2泊3日の秘境トレッキングをしてきた。 Day2
・激流の「虎跳峡」中国・雲南省で2泊3日の秘境トレッキングをしてきた。 FINAL
・秘境の絶景!天女のプール!中国「白水台」に桃源郷を見た。
・霊峰 玉龍雪山の麓に流れる神秘の川。青く輝く「蒼月谷」の奇跡 〜中国・雲南省〜
・トンパ教の聖地「玉龍雪山」で北半球最南端の氷河を見てきた。〜中国・雲南省〜
玉龍雪山山頂付近 |
白水台 |
虎跳峡トレッキング |
8:紅河哈尼棚田群の文化的景観(文化)2013/12
オススメ度:★★2013年に世界遺産に登録された、中国はハニ族の棚田群です。
1500年の歴史と面積は世界最大(フィリピンの棚田より大きいらしいが、フィリピンは2000年の歴史)だそうです。
まぁ、すごいんですが先にフィリピンで見ているせいか、そこまで大きな感動もなく。
フィリピンが傾斜の強い山にキュっと棚田が詰まっている感じなのに対して、こちらはゆる〜っと棚田が広がってます。水量が豊富で、田植え時期でも無いのに田んぼには水が引かれていました。で、なんかがっかりだったので、入場料100元・・・早速観光地化されていた、というか前から準備していたのでしょうが、ここまで来て100元も取るのかい、ってのと、その入場料はハニ族の人達の収入源になっているのか甚だ疑問。
という事でオススメ度が下がってます。わざわざここ迄来るなら、フィリピンの棚田オシですね!
三脚忘れた! |
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