お久しぶりです。みちるです。
実家は田舎の車社会なんで帰省する折りに、両親の起こした自損事故を武勇伝的に語られてました。自慢げに話すことかい!と思いながらもネタ的には面白いので、うんうん聞いてました。
免許の更新で上映するビデオを見るたびに、あーこえーなー、とガクブルするくらいで、遠くの方で急ブレーキの音が響くのは聞いたことありますが、人身事故を目の当たりにしたのは初めてでした。というか、自分だったー!
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クラクションを鳴らされて気がついた時には、白い自動車がこっちに真っ直ぐに突っ込んでくるところでした。あまりに真っ直ぐなので直感的にこのままだと死にそうなのを感じました。
スピードを緩める様子も感じられず、こっちが避けないと死ぬわけですが、向こうもこっちの様子見ながら、どっちに避けようか悩んでる様子。一瞬、軌道ぷるっとした。しかし、相変わらずこっちに真っ直ぐ突っ込んでくるわけです。
そんなこと考えてるなら避けろよ。とツッコミたくなると思いますが、考えてるんじゃあなくて、感じてるんですよ。神経が。
まさにサーフィンで、アウトに出ようとしてるところに、目の前でテイクアウトしてきたー!どっちに避けるのー⁉︎って状態。
ぼくは後戻りする方向に避けて、というか飛んだと思うんですが、左足がタイヤに踏まれてました。1メールも動けてない、かなりスピード出てたと思います。
惜しい!惜し過ぎました。もう少しで踏まれなかったのに。ただ、これでもかなり頑張ったと思います。何しろ10kgオーバーのバックパックを背負ってたわけで。でも10kg少しくらいだと、バックパックとしては軽い方だそうです。頑張って荷物を厳選したかいがあったというもの。
これからバックパックで旅に出る人は、荷物背負いながらの反復横跳びを練習しといた方が良いです。かなりオススメ。
ぼくの足を踏んだ車はというと、そのまま走り去って次の信号で左折して行きました。。。ボディには当たってなかったと思うので、轢いたと思ってないかも。いや、そんなことない。道端のウンコ踏んだってわかるじゃん。やられました轢き逃げです。
くるぶしが潰れたかと思いましたが、骨折はかかとにヒビが入ったのと、どっかが剥離したそうです。ベトナム語がわかりません。
固定器具をつけてもらってるのですが、ヒビが入ったところが器具に当たってるらしく、痛くないベスポジを探し出すのが大変です。明日、うまく医者へ伝えられればいいのですが。。。
痛くて眠れないので、この文章を書いてます。
そんなこんなです。
ていうか、クラクション鳴らすんならブレーキも踏めよ。
と言いたい。
が、日本以外のクラクションっていうのは、自分の存在をアピールするために付いてるんですよね。あと、車優先。大型車、普通車、バイク、電気スクーター、の次が、歩く人です。どの国も、よく事故らねーなー、と思って見てましたが、やっぱり事故りますよねー。改めて考えさせられました。
事故防止になるかと思いド派手な赤色ずくめの服装で、横断歩道を歩ってても事故るなんて。停電で信号が着いていなく、雨で視界も悪く、傘をさしてたのは悪条件でした。
朝から宿は停電で、病院に運ばれてからも時折停電でした。打ち所悪くて、外科手術だつたら死んでたかも。
さよなら、まさみん。
となるところでした。
いやーよかった。誰も死ななくて。
最後になりましたが、警察を呼んでくれたり、病院へ運んでくれたり、肩を貸してくれたり、一部始終英語通訳をしてくれたり、毛布や布団を家から持ってきてくれたり、ベッドの使い方を教えてくれたり、夕飯を買う場所を教えてくれたり、車椅子を持ってきてくれたり、松葉杖を持ってきてくれたり、雨の夜長にくだらない話をしてくれたり。と、わいわいがやがや30人くらいにお世話になりました。
運転手は現場からはいなくなってましたが、そのあと警察へ連絡があったようで、翌日には見舞いに来ました。ギブス固定するのをみんなで見物しつつ、そのまま退院して、運転手宅にて療養することに。この辺もベトナムならではというところでしょうか。
世界遺産を黙々と巡っていたのもあり、現地の人にこんなにお世話になるのは、この旅では初めてのことです。
まさみんもお疲れさまでした。ありがとう。
ベトナムは、メシが美味しくて、いい国です。オススメ。
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