2015年6月13日土曜日

【乗り鉄】ベトナムは南北に伸びる統一鉄道に乗ろう【ではない】

こんにちわ!まさみんです。
別に乗り鉄じゃないです。けど旅してる時に列車乗るの好きです。
最新式もよいけど、レトロなのもまた旅の情緒があってよいです。

ってことで、ベトナムの統一鉄道の乗り方です。

ステップ1:窓口で切符を購入

「ベトナム統一鉄道」はハノイを起点に4つの路線があります。メインとなるのは、ハノイからホーチミンを結ぶ総延長1,726キロメートルの長距離路線「南北統一鉄道」で、タンホア、フエ、ダナンなどベトナムの主要な観光都市へアクセスできます。

通常、切符は1週間前から発売されます。観光客に特に人気のある寝台車のソフトベッドは、満席になることが多いので、数日前には駅の窓口で購入しましょう。また、ベトナムの旧正月「テト(毎年2月頃)」期間中は、切符の入手が難しくなります。ハノイ駅やサイゴン駅、そのほか主要な観光都市の駅では外国人用の窓口や英語の通じるスタッフがいます。ハノイ駅などでは整理券が配布されていますが、運用はイマイチ。切符売場の窓口前では横入りが当たり前だったりするので、ここは現地に習って気合を入れて窓口を陣取りましょう!窓口では希望する乗車区間を書いたメモを渡した方が、スムーズに購入できます。

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旅行代理店を通しても切符を購入できますが、手数料が発生します。切符は駅で簡単に購入できるので、時間に余裕があればぜひ挑戦してみてください。

■座席の種類
選択した列車により多少違いますが、寝台車(ベッド車)と座席車(シート車)に別れています。また寝台車は下段の方が、高めの料金設定になっています。

ソフトベッド車(上段/下段)
ハードベッド車(上段/中段/下段)
ソフトシート車(エアコン有り/エアコン無し)
ハードシート車(エアコン有り/エアコン無し)

■メモの準備
スムーズに購入するには、希望を書いたメモ用紙を係員に渡しましょう。
乗車日・列車番号・発車時刻・行き先・座席の種類・人数があれば完璧です。もし、希望する列車が満席の場合は、希望内容に準ずる座席や列車、日時などを教えてくれます。

*列車の時刻表はMEMOの「ベトナム統一鉄道時刻表検索」を参照してください。Gio Tau が時刻表、Gia Ve が運賃表の検索になります。それぞれ、乗車区間ごとに別れています。
*購入できるのは、その駅から発車する列車の切符だけです。遠隔地の駅から乗車したい場合は、旅行代理店などに相談しましょう。
 

ステップ2:切符の内容を確認しよう



窓口で切符を受け取ったら、必ず切符に記載された内容と枚数に間違いがないか、確認してください。切符は1人につき1枚です。

右上のSE7:列車番号
上部中央:出発駅→降車駅
Date:乗車日(日.月.年)
Time:発車時間
Coach:車両番号
Level:座席の種類
Berth:座席番号

ステップ3:プラットフォームは掲示板で



いよいよ列車に乗ります。
当日、駅へは30分前には到着しておきたいところ。プラットフォームへの入場は、大体20分前から開始されます。大きな駅では入口の上部に電光掲示板があり、列車の運行状況や到着予定時刻、プラットフォームの番号が表示されています。入場開始時刻までは、改札前の待合室などで待機します。駅周辺には、列車旅を満喫するための飲物やお弁当、軽食が販売されているので、見て回るのも楽しいはずです。

時間が来たら、プラットフォームへの入場口にいるスタッフに切符を見せて入りましょう。もし遅延が発生している場合は、待機するように指示されます。プラットフォーム内のレトロな看板にも、自分が乗る電車の発車時刻と番号が書いてありますので迷うことはありません。

ステップ4:番号を確認して列車に乗り込もう!



列車が侵入してくると、乗務員が中からドアを開け、ドアに車両番号を張り出します。寝台車やソフトシートなどの入口には、乗務員が待機しています。切符を見せて中に入りましょう。

*乗務員を装った詐欺が発生しています。
切符は、降車駅の出口まで回収されません。無用なトラブルを避けるためにも、乗務員や他人に切符を渡してしまうのではなく、しっかりと持ってはっきりと見せるように提示しましょう。うっかり渡してしまった場合、等級の低い切符とすり替えられることもあります。係員の制服だからといって安心せずに、切符はしっかり管理しましょう。

ステップ5:列車の旅を満喫しよう!



列車に乗り込んだら、まずは座席番号を確認して席に座りましょう。座席車の場合は、日本と同じように窓のそばや椅子の裏側に。寝台車の場合は、個室のドアの外側に番号が書いてあります。なぜか、番号を間違える人たちが多いのもベトナムならでは。自分の席に別の人が座っていても、焦らずに切符を見せ合ったり、乗務員に対応してもらいましょう。

せっかく長距離列車の旅をするなら、一度は泊まってみたいのが寝台車です。ベトナムのソフトベッド車はかなり快適で、2段ベッド2つが備わった4人1組で利用するコンパートメント個室形式です。ふかふかの枕と、少し厚めの掛け布団が用意されていて冷房対策もばっちりです。また寝台車には、トイレのほかに給湯器や洗面所も用意されています。

車内販売も列車旅の楽しみの1つです。ひっきりなしに往来する車内販売のカートには、カップラーメン、お菓子などの軽食に飲物やフルーツがあり、お弁当などのメニューも豊富です。

*列車が動き始めるとすぐに、乗務員が各個室を回って切符の確認をします。ここでも切符は見せるだけなので、回収されないように注意しましょう。
*トイレは、トイレットペーパーは据え付いておらず各自の持込みです。水が流れるか確認してから使用した方がよいでしょう。
*列車内では、到着時刻を案内するアナウンスはあまりありませんので、事前に確認しておいた方が安心です。列車内の壁に時刻表が張ってあり、そこでも確認できます。ソフトベッド車の場合、降車駅近くになると、乗務員が教えてくれることもあります。

便利な飛行機やバスもいいけれど、旅といえばやっぱり列車!

最初はドキドキするけれど、慣れてしまえば意外にも簡単で楽しい、ベトナム列車の旅。飛行機は速いしバスも便利ですが、ベトナムを訪れたら1度は列車を利用してみてください。車窓に流れる景色をぼんやり眺めながら、駅弁を食べて旅の話を楽しむ、そんなゆっくりとした時間もまた、旅のよい思い出になるはずです!

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